今年印象に残ったもの振り返り 映画 ハウスオブグッチ カイロレン以来のアダム・ドライバー好きなので見た映画。冒頭自転車通勤から始まり原付き、オートバイ、カウンタックときて最期に自転車に戻る、乗り物で立場の移り変わりが表現されてるのがよかった。…
自分への備忘録 ローカス誌で出してるオールタイム・ベスト短編を選出作品の多い作家ごとにまとめて、さらに各カテゴリでtop100に入ってるものをまとめる。 ■アイザック・アシモフ 夜来たる バイセンテニアル・マン 最後の質問 火星人の方法 ロビイ ファウン…
いよいよ今週のヤンジャンで完結する金カム。自分は連載初期から10巻くらいまでは追いかけてたんですがそれ以来離れていました。昨年秋の無料開放のときに公開分全話読んだのと、今回の最終話まで無料開放とで、完結まで読めそうです。 ストーリーを3パート…
POGって? ゲームのウマ娘のヒットににぎわう去年の5月ごろ、ラジオ番組でやってたPOG特集を聞いたのがきっかけでPOGという競馬ゲームに興味を持ちました。 POG、即ちペーパー・オーナー・ゲームとは、仮想馬主になって仲間内と所持馬のレース賞金額を競うゲ…
大阪杯、エフフォーリアが沈むとは以外でした。一週前追い切りでも反応があまり良くなかったらしいので、もともと調子が良くなかったようです。たぶん輸送や阪神競馬場が不利に働いたとか以前の問題な気がしますね。 先日、ファンタジーについて調べてみよう…
先日灰羽連盟を見直してみて、あらためていい作品だなと思った。と同時に、今ではこういう作品は流行らないだろうという思いが湧いた。 灰羽連盟のイメージソースは村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』のハードボイルド・ワンダーラン…
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初参加です。 個人的に見どころを感じて、なおかつ今年どんなアニメがあったか振り返ったときに概観できるようなものを意識して選びました。 ■『PUI PUI モルカー』 第8話 モルミッション パペットならはのかわいらしさとじんわり人間の闇を感じさせるスト…
漫画を描く しばらく漫画が描けなくなっていたけれど、去年末にいろいろあっ他のがきっかけで、年があけてから一念発起また漫画を描こうと思った。 とりあえず四月の名古屋コミティアに出すのを目標にする(のちにコロナで中止になるのだが) 一月はぼんやり…
会社が完全リモートワークになって、前よりは本読むようになった気がする。 ■ノンフィクション LIFE3.0 LIFE3.0──人工知能時代に人間であるということ 作者:マックス・テグマーク 発売日: 2019/12/27 メディア: 単行本 マックス・テグマークは「数学的な宇…
風の十二方位 (ハヤカワ文庫SF) 作者:アーシュラ K ル グィン 発売日: 2017/04/30 メディア: Kindle版 短編集はわりと収録作をかいつまんで読むことが多いんですが、思うところあり、ル=グウィンの「風の十二方位」を通読した。 せっかくなので収録作ひとつ…
去年の十一月、アニメ趣味の人たちの飲み会に呼ばれたことがありました。 もっぱら相槌を打ちつつ勉強させてもらうという感じでした。 まあアニメの同好の徒らとはいえ、周りに比べると自分はそれほど詳しいわけではないわけで。 そのとき会話の前後の流れは…
最近発展の著しい宇宙生物学。 関連書籍もたくさん出ていると思いますが、最新の研究成果の網羅性の点ではこの本が一番な気がします。 多くの科学読み物の本とはちがい、この本は教科書を目指したものと思われる。 図説も多く、理解のチャンネルが多いのもあ…
湯浅政明監督の新作。 事前情報からは、ポスト君の名はかつ男女反転ルーの歌という感じに見えた。 見た感想一言、とてもよかった。 シナリオを引き立てるための絵づくりで、あくまでシナリオが主、画面作りが従といった関係に感じる。 以前たまこラブストー…
下巻のさようなら、ロビンソン・クルーソーも読み終わったのでこれでヴァーリィの八世界の短編はコンプリート ヴァーリィの短編の特徴はざっくりそれぞれ対置される4つの要素にあるように思う 世界 ↑ ノスタルジア サブライム 否定的← →肯定的 テクノロジー…
自分のツイッターからコピペ 海獣の子供 キャラクターだけでなく風景も原作再現度高い 海獣の子供 絵でゾクゾクできる箇所がいくつもあった 原作再現度高くて泣いちゃうな パンフの添野さんの解説がよかった。絵は最高なんだけどストーリーはニューエイジっ…
SFに求めるもの、というかおもしろいと感じる物語の必要条件はある程度箇条書きできるのだけれど、 ジョン・ヴァーリィの小説群は、そのほとんどを一つの作品の中に含んでいるように思う。 ・センスオブワンダーに溢れる魅力的な設定(あらすじくらいの解像…
うつくしい繭、の、感想をば(散漫になりそうですが) うつくしい繭 作者:櫻木 みわ 発売日: 2018/12/19 メディア: 単行本 第一印象は、小説力が高いということ。情景描写、心理描写、ちゃんとしている。ちゃんとしているって言い方もあれだけど。自分はこん…
ドラゴンボールといえばド真ん中世代である。正確にはZ世代。テレビシリーズは今思い返しても、よく極限まで薄めた作劇を毎週見ていたと思う。展開が遅いとは思いつつも麻薬的にテレビを見つめていた水曜日のゴールデンタイム。そうそう、学校ではサイヤ人ご…
読書会の課題図書なので読みました。 時代というものは、チーズや肉の塊のように、切り分けて簡単に区切りが作られるものではない (p212) 草薙の剣は、日本の戦後を「年代」でなく「世代」で区切って整理し、世代間対立とそれが生み出される構造を描き出そ…
ブログ開設してみました。 シュガー・ラッシュは一作目は未視聴です。 感想としては、まず第一にシュガーラッシュはメディアの和解の話であること。 この作品内では実在のゲームキャラクターが楽しげに登場します。映画にとってゲームは客を取り合うライバル…