ウマ娘がきっかけでPOGやってみた

POGって?

ゲームのウマ娘のヒットににぎわう去年の5月ごろ、ラジオ番組でやってたPOG特集を聞いたのがきっかけでPOGという競馬ゲームに興味を持ちました。
POG、即ちペーパー・オーナー・ゲームとは、仮想馬主になって仲間内と所持馬のレース賞金額を競うゲームです。

ツイートを見たSF創作講座同期の升本さん(@masumoto_)が声をかけてくれて2人でやることに。

レギュレーション

さてPOGの細かなレギュレーションは様々なようですが、今回は以下のようなルールで行いました。

  • 2歳競走馬のドラフトを2021/6/5に行う
    • (6月初週にすでにデビューの馬もいるが、ドラフト対象に含めることにする)
  • 全部で10頭指名する
  • 期間は日本ダービー(2022/5/29)まで

ドラフト結果

ドラフトの結果以下のようになりました。現在までの獲得賞金(万円)も記載しています。

獲得ポイント せい指名馬 指名順位 升本指名馬 獲得ポイント
1310
アーティット 1 コマンドライン
4000
0
スカーレットオーラ 2 レディナビゲーター
1200
930
エピファニー 3 トゥデイイズザデイ
1260
488
フォーブス 4 クレイド
801
2170
ママコチャ 5 リアグラシア
1240
0
ダノンフォーナイン 6 レッドベルアーム
2270
850
アストロフィライト 7 ダンテスヴュー
2960
739
ダノンアーリー 8 アルファヒディ
200
0
エスポワールエール 9 ティーガーデン
2130
4500
イクイノックス 10 ディーンズリスター
0
10987
合計
16050

さすがに競馬知りたての自分には情報収集能力が足りず、後塵を拝している状況。しかし逆転の目はまだあるはず。

指名馬たち

走る馬を選ぶためのヒントとなる情報はいくつかあります。血統の優秀さ、生産牧場の施設の充実度、目利きの馬主の所有馬か、などなど。担当している調教師やデビュー前の調教のタイム、あるいは写真等で馬体を見て良し悪しを判断すつ方法もあります、がそのあたりはよくわからないので省略。

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アーティット(牡)

ドラフトの前日に英オークスディープインパクト産駒のsnowfallが16馬身差で圧勝したというニュースがあり、似た血統の馬を探してみたところ見つかったのがこの馬。父はウマ娘の前から知っていたディープインパクト、母の父は欧州で長年リーディングサイアー(最優秀種牡馬みたいなもの)だったGalilleo、半姉は仏オークス勝馬。馬主はディープインパクトキングカメハメハといったダービー馬をはじめ数々の名馬を所有していた金子真人氏。およそ欠点のつけどころのない馬だったしきっと走るだろうと思ったのですが、勝ち上がったのは3戦目。いやはや難しいものです。

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スカーレットオーラ(牝)

ロードカナロア産駒で母ダイワスカーレット。ロマン枠です。ダイワスカーレットウマ娘にもなっている超名馬ですが、重賞を勝つような仔はまだ出てきていません。とはいえアグネスタキオンノーザンテーストの血の入った馬から強い馬が生まれないかなーと期待してしまいます。

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エピファニー(牡)

エピファネイア、母の父はディープインパクトという血統。エピファネイアの仔たちがデビューしてまだ3年目くらいですが、無敗の三冠牝馬デアリングタクトや弱冠3歳で天皇賞秋を制したエフフォーリアなど活躍馬を出しています。エピファネイア産駒から1頭選ぼうと思い、デビュー前から評判も上々だったこの仔を選びました。デビュー3戦目にして勝ち上がり。全体からしたらこれでもぜんぜん優秀な方ですね。

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フォーブス(牝)

ディープインパクト、母の父はTapitという血統。唯一写真見て選んだ馬です。POG特集の雑誌を見てる中で、なんとなく毛並みがいいなと目が止まりました。血統を調べてみるとけっこうな良血であることが発覚。母父のTapitアメリカで3年連続リーディングサイアーになったとのこと。似た血統背景の馬には最強マイラーとの呼び声もあるグランアレグリアがいます。これは期待大! だったんですがデビュー後未だ勝ち上がれず。競馬は難しい。

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ママコチャ(牝)

クロフネ、母ブチコという血統。つまり白毛のアイドル馬ソダシちゃんの全妹。だけど鹿毛。お姉ちゃんほどじゃないけどがんばって走ってくれてます。がんばれ。

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ダノンフォーナイン

ドラフト一巡目で升本さんの指名理由を聞いて自分が下馬評(文字通り)を全然知らないことがわかり、慌ててPOG人気馬をねじ込んだのがこの馬。だけどいまだ勝ち上がれず。いやはや競馬は(略)

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アストロフィライト(牝)

ディープインパクト、母ウェイヴェルアベニュー。半兄のグレナディアガーズは朝日杯を制したG1馬ということで妹も走ってくれるんじゃないかと期待しました。デビュー戦は勝ってくれたのですが2戦目は4着をとって以来レースには出ていません。いやはや(略)

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ダノンアーリー(牡)

父Frankel、母ファイネストシティ。父は最強馬Frankel、母は海外のG1レース優勝馬ということでかなりの良血。しかしなかなか勝ち上がれず。うーん。

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エスポワールエール(牡)

父モーリス、母カデナダムールという血統。母の父はディープインパクト。モーリス産駒からのチョイスです。母はエクリプス賞をとったラヴズオンリーユーの全姉。しかし指名した中で唯一の未出走馬。デビュー前に足を痛めてしまったようです。競走馬はデビューさえ難しいんですね。デビューするだけで偉い。競馬民たちは反省しよう。

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イクイノックス(牡)

キタサンブラック、母シャトーブランシュという血統。母父キングヘイローなのでウマ娘血統ともいえます。ですがこの馬を選んだ一番の理由は名前でした。イクイノックスとは天球上で天の赤道黄道とが交わる点のことで、暦の上では春分の日秋分の日にあたります。天文の言葉ということでどこかロマンチック。私の好きなSF作家にジョン・ヴァーリィという人がいるんですが、彼の短編で『イークイノックスは何処に』というのがあって、それも気に入ったポイントです。気になったポイントはことごとく馬の能力とは関係ないところだったので正直指名リストから落とすか迷ったのですが、逡巡したのち直感を信じて残しました。
結果的に最も賞金を稼いでくれたのがこのイクイノックスです。デビュー戦は6馬身差圧勝。しかもこのとき3着は後に阪神ジュブナイルフィリーズを勝ち2歳女王になったサークルオブライフ、4着はその後のレースでレコード勝ちを出すサトのヘリオスと、下した相手からしてもハイレベルなレースでした。2戦目の東スポ杯は後方の位置取りから直線一気で2着に2馬身差ゴール。末脚がキレるところも見せてくれました。次走はいざ、皐月賞

天王山のクラシックG1

賞金ポイントとしては差がついてますが、G1レースで勝てば全然逆転できます。皐月賞の1着は賞金1.1億円ですし、この後に日本ダービーもありますから。
指名馬から皐月賞に出るのはイクイノックスのみ。枠順は大外になってしまいましたが、過去データ見る限り枠順の有利不利はそんなに無さそうに見えます。
しかし今だ勝負の目を残しているのが、名前とゲームゆかりの血統という理由で末席に入れたイクイノックスだというのは不思議な感じです。勝手にオーナーを名乗ってるだけなんですけど、それだけでけっこう愛着が湧くものですね。応援してるよ。