2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

宇宙生命論

最近発展の著しい宇宙生物学。 関連書籍もたくさん出ていると思いますが、最新の研究成果の網羅性の点ではこの本が一番な気がします。 多くの科学読み物の本とはちがい、この本は教科書を目指したものと思われる。 図説も多く、理解のチャンネルが多いのもあ…

きみと、波にのれたら

湯浅政明監督の新作。 事前情報からは、ポスト君の名はかつ男女反転ルーの歌という感じに見えた。 見た感想一言、とてもよかった。 シナリオを引き立てるための絵づくりで、あくまでシナリオが主、画面作りが従といった関係に感じる。 以前たまこラブストー…

八世界:サブライムとノスタルジア(さようなら、ロビンソンクルーソー)

下巻のさようなら、ロビンソン・クルーソーも読み終わったのでこれでヴァーリィの八世界の短編はコンプリート ヴァーリィの短編の特徴はざっくりそれぞれ対置される4つの要素にあるように思う 世界 ↑ ノスタルジア サブライム 否定的← →肯定的 テクノロジー…

映画 海獣の子供

自分のツイッターからコピペ 海獣の子供 キャラクターだけでなく風景も原作再現度高い 海獣の子供 絵でゾクゾクできる箇所がいくつもあった 原作再現度高くて泣いちゃうな パンフの添野さんの解説がよかった。絵は最高なんだけどストーリーはニューエイジっ…

汝、コンピューターの夢

SFに求めるもの、というかおもしろいと感じる物語の必要条件はある程度箇条書きできるのだけれど、 ジョン・ヴァーリィの小説群は、そのほとんどを一つの作品の中に含んでいるように思う。 ・センスオブワンダーに溢れる魅力的な設定(あらすじくらいの解像…